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木工 キッチン

しゃもじへら
桧角皿
北山丸太厚皿
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鍋敷き
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しゃもじの掬う面を1/3ほど削って作られたヘラ
しゃもじを半分削って作ったヘラ
しゃもじの掬う面を1/3ほど削ったところを黄土色で加筆し、元の形がわかるようにした写真。
削る前の形

安芸の宮島のお土産店には、おしゃもじがどや顔で見せ一杯に並んでいます。どのお店も同じような木のおしゃもじばかりで、実際家庭で使われるおしゃもじは樹脂製が主流となっているのに、お土産や祈願用にしてもこれで売れるのかな? と思ってしまいます。

手元にあることの由来はわからないのですが、このおしゃもじを使うあてもないので削ってヘラ(スパチュラ)にしました。

それが他の数本のヘラよりも使いやすくて、適度の凹みが炒め物をすくったりするのにもちょうどいい具合で、一番のお気に入りです。

凹みがあるので、作ったのは右手使い用になります。

右手用と左手用のセットで「夫婦へらしゃもじ」、文字無し、実用的なお土産になるんではないかと思います。
宮島のお土産店でも売れるかもしれません。


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 木とデザイン 2026/6/9-14 京田辺市「かんなび」出品予定 

桧の横に長い角皿5枚が置いてある。
桧の角皿

桧の床材の端材の節のないところを選んで作ったお皿です。
最初板を真っすぐ切って、一つの角の下側を斜めに削って持つ時の手掛かりとしたのですが、実際に使ってみると、使い勝手が悪いことがわかり、側面全周を斜めにカットしました。

お皿は毎日三度三度使っているのに、その日常過ぎるものであることがかえって災いしてか、使い勝手というお皿の基本の基本機能にまったく気づかなかったということでしょう。
こんな日常使っているものでも実際に使わないと、使い勝手の良し悪しは判断できないという実証です。
デザインで試作を重視するのは、そのためです。

桧の角皿5枚が積み重ねられている。
積み重ね
桧の角皿が、左にヨコ長方向に、右にタテ長方向に置いて有り、側面形状がよくわかるようにローアングルで撮影されている。
側面形状
逆さまになっている桧の角皿が1枚ある。床材の下側についていた溝が見える。
底面

長手方向の側面は45°、短手方向の側面は垂直に対し30°の角度で切っています。
シンプルな形ですが、床材の長手方向の側面を斜めに丸鋸で切るのは結構難しいと思います。
大工さんに教えてもらったのですが、桧の床板を断熱材に使う発泡ポリスチレンの板材に両面テープで貼付け、丸鋸の刃を傾けて発泡材ごと切ればいいとのこと。なるほどです。時々この技を使っています。


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 木とデザイン 2026/6/9-14 京田辺市「かんなび」出品予定 

長さ30cm、太さ直径15㎝ほどの丸太を横に置いて水平に3分割し、一番下の材の床と接する丸い面をさらに水平にカットし、テーブルトップに置きやすくしてある。両端の木口面は水平に対し60°の角度で下に向かって小さくなるようカットされている。
北山丸太厚皿

北山杉の磨き丸太を切って厚みのあるプラッターを作りました。というか、背割りを避けて切ったらプラッターになったと言った方が正しいかもしれません。厚みがあるのでテーブルの中ほどに置いて料理を盛り付けるのに都合がいいかもしれません。

料理の盛りつけ面は、縁から汁が落ちないようにわずかに凹ましてならしています。実はこの凹み、機能を考えて加工したものではなく、鋸の挽き目を隠すためにサンダー掛けしたのがきっかけでした。デザインでは、形や色の由来を後から理由付けしても納得できるものであれば良しとしてもかまわないでしょう。

斜めから見たところ。
長手方向真横から見たところで、横長の逆さ台形になっている。
真上からみたところ。左端から1/3の中央に小さな節、右端の中央に大きな節がある。
裏返しておいたところ。底面のカット面の木目がよく見える。きれいな板目の木目が出ている。

北山杉は、幹が太くならないうちに枝を切り落とすため切り落とした枝の節が中に残ります。そのため白太の部分は美しい木目が出ますが、赤太の部分には節が多くあります。

仕上げは、オスモのオイル塗装。表面に幕を作るウレタン系の塗料で防水した方が汚れが付きにくいと思いますが、木質が死んでしまうようでオイル塗装にしました。
もし手元に食器にも使えるシリコン塗料があれば、防水性も高く、浸透性もあるので使ったと思います。

丸鋸で切りましたが危険でけっこう難しい。道具設備や治具が無ければ挑戦しない方がいいかもしれません。

私の知り合いの木工職人さんは4名ですが内3名は指を切り落としています。それほど木工は危険な作業でもあります。特に丸鋸、チェーンソー、これは危険です。十分注意し念には念を入れて安全を確認しましょう。ほんとに気をつけてください。


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桐の木の厚さ3cmほどのまな板が一枚。左上にお魚のイラストが焼き入れてある。
まな板 大

まな板は使っていると中央が凹んできたり、汚れてきたりします。そこで、少し薄く小さくなりますが鉋で削って新品のようにします。桐の木のまな板は、柔らかいので鉋で比較的簡単に削れます。

大きなまな板の両面を鉋掛けし、板の木端(こば:上下の側面)も鉋で、左右の木口はノコで切って小さくなったまな板。
まな板 中

写真は、3回ほど削ったまな板で最初のものとくらべるとかなり小さくなっています。このまな板は逆目があったので削るのに少し苦労しました。

薄くなったまな板を半分に切り、その片方をさらに3:2の大きさに切った、小さなまな板。左に小の大、右上に小の中、右下に小の小の3枚の小さなまな板。
まな板 小
左に小の大、右下に小の中、右上に小の小の3枚の小さなまな板が、切る前の形に並べてある。
まな板 小の元の形

さらに削ると薄くなって弱くなるので、小さく3枚に切りました。これが重宝します。一般的なカッティングボードより小さめなので、パン皿、和菓子皿、チーズのカット、ケーキのカット、お漬物のカットと食卓の上で大活躍です。

上から 小3枚、中1枚、大1枚のまな板が重ねてある。
上から 小3枚、中1枚、大1枚

まな板の素材は、木、竹、樹脂、ゴム、紙などいろいろありますがやはり切って気持ちのいいのは木です。それに木はリフォーム(削り直し)できます。エコです。SDGsにも合致します。


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一辺95mmの正三角形の板片6つが集まって6角形になっている鍋敷き。中央が一段凹んでいる。板片は厚さ17mmで巾3mm~4mmの薄いが垂直方向に並んだ杉集成材。
最初に作った鍋敷き

島根県の木材を紹介する展示会で、株式会社キムラさんからいただいた杉の集成材「杉の板」のサンプル(300mm×150mm程度)で作った鍋敷き。
少し小さかったのでいい使い道が思い浮かばず、鍋敷きにしました。中央が凹んでいるので中華鍋(ガス用)を置くときも重宝します。

最初、撥水用にとウレタン塗料を塗ったのですが、熱い鍋を置くとくっつくので、サンダーで塗装を剥がしました。そのため何となく丸みがかっています。
何となく使用感があるのは、実際に使用しているためです。

大きな三角形か重なり尖がりが6つの「ダビデの星」の形の鍋敷き。尖がりの先は切り落とされたようになっていて長さ20mm程の平面になっている。星の中央には一段凹んでいる。尖がりの先が切り落とされたひし形の板片6つが集まって星形になっているが、そのうち4片は長手方向に2つに切った大きさの2片をくっつけてひし形にしたもの。
最初に作った鍋敷きの端材で作った鍋敷き
杉の巾17mm程度、厚み4mm程度の小さな板を重ねて接着した板。接着剤の目(木目)が柾目板のような木目模様になっている。出雲の株式会社キムラさんの幅広板?「杉の糸」。
幅広板「杉の糸」の写真《パンフレットより》

おそらく柱や板材にするのが難しかった端材を活かしているのだと思います。

端材でできた板材の端材を使った鍋敷きの端材で作った鍋敷きで、お鍋が安定する凹みがあって、星形の出っ張りが持ち運びの把手になり、使い勝手が良いので端材の優等生ではないかと思います。

一見簡単に作れそうですが、板を垂直に切りぴったりと合わせて接着しないと、お鍋の重みで壊れてしまうので、DIYの場合は中級者以上向けの木工になるかと思います。


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 木とデザイン 2026/6/9-14 京田辺市「かんなび」出品予定 

システムキッチンのシンクの前に横約82㎝、高さ約12㎝、奥行約11㎝の細長い木の箱がある。木の箱の板はは小さな端材板を継ぎ合わせてでできている。
箱の中には、洗剤、クレンザー、スポンジ、たわし、ステンレスたわしなどが収められている。

住宅展示場の実際に調理に使われていない「TOYO KITCHEN STYLE」のシステムキッチンは別として、実生活で使われているシステムキッチンのシンクの前辺りは、洗剤やクレンザー、スポンジ、たわし などがごたごたと置かれていて、どのように片づけてもきれいに片付きません。
かといって、引出しなどに納めてしまっては使い勝手が悪くなります。そこで妥協案として、それらごたごたをひとまとめに納める箱を作りました。

上は真上から見たところの写真で、底面の板に大きな節が2つ、小さな節もいくつか見える。下は真横(正面)から見たところの写真で、端材の板のつぎはぎがよくわかる。
上は真上から、下は真横(正面)から見たところ
箱の内側のアップ。全ての隅には当て木が接着されている。当て木は、汚れを拭き取りやすくするため、二等辺三角形の斜辺を円弧状に凹めた断面にしている。
箱の内側

端材の板はたくさんあるので、幅を切りそろえ、端材を強調した色合いになる継ぎはぎの板をまず作り、その板を切って接着で組み立てています。箱の内側は添え木を接着し、接着強度を高めると同時に箱の中の汚れを拭きやすくしています。
拭きやすくするため添え木の一部をルーターで丸く削りましたがこれがけっこう難しく途中焦げて黒くなったところもあります。
キッチンでの使用になりますので、接着は耐水性のものを、また全体を透明のウレタン塗料(和信水性ウレタンニス つや消し)5回塗りで水がかかっても問題のないように作りました。
とはいえ、スポンジは水を切ってから、たわしはシンクで乾かしてから、それとストックを入れています。

木を使ったのは端材を活かすという意味もありますが、ステンレスばかりで冷たいイメージのキッチンを少しでも温かみが感じられるようにとの思いと、脱プラステックでという意味も含んでいます。

IKEA、ニトリ、無印にも同じようなものは見受けられないと思います。ユーザーニーズは少なからずあると思いますので、設置スペースを考慮したデザインであれば売れるかもしれません。