コンセプトの立て方

 商品が売れる三大原則 

商品が売れるのは、売れるべくして売れているのであって、ちゃんとした理由があります。仏教で胃いう因果応報ですね。
一般的に商品が売れたり、サービスが利用されたりするのは、1.良い商品であること 2.知られていること 3.売れる商品があること の3つを満たしていることが原則です。
「一般的に」とは、薬物や武器や政治に関する特殊なサービスなどは除くという意味です。何でもかんでもまとめようとすると、まとまるモノもまとまらなくなりますから。

 1.良い商品である 

商品の良し悪しとはその物・サービスについてだけを言うのではなく、機能、性能、品質、役割はもちろん、価格、素材、ブランド、販売や提供の方法、使用・利用後の配慮、社会・環境への影響、なども含みます。
「Good design賞をもらったら売れない」というジンクスは、Good design賞 が必ずしも、商品やサービスの全てを評価して与えられるものではなく、その一部を審査しているに過ぎないからです。
アイデアを考え、製品を開発するすることは比較的たやすいことです。しかしその製品を「良い商品」に仕上げるのはとてもとても難しいものだと思います。

良い商品の作り方 1

良い商品の作り方 2

 2.商品が知られている 

知られているとは購入したいと思っている人、利用したいと思っている人に知られるということです。GAFAが世界的な企業に成長したのは、この「知られる」というところで収益を上げる仕組みを作ったからです。
宣伝をしていないが売れているというお店も、口コミやSNSが力になって繁盛します。結局知られるということです。
逆に「Good design賞」は我々プロダクトデザイナーが思うほどに、世の中には知られていないからかもしれません。プロダクトデザイナーはユーザーを思い遣るミッションを持っているにもかかわらず、お宅でデザインの世界だけに閉じこもりがちなのかもしれません。反省しなくては

HaFu designでは2023年11月9日から「ペンタブロック JJNYPL(ジニプル)」をMakuakeのクラウドファンディングサービスで「販売」します。目標金額の100%を達成したら良い商品で、達成しなかったら良くない商品だとは言えません。本当に良い商品かどうかがはっきりするまではまだまだ時間がかかりますし、Makuakeのクラウドファンディングに掲載されたからと言って人に知れ渡たるわけでは全くありません。
何れにしても、掲載されたらここリンクを張りますので、応援よろしくお願いします。

 3.販売できる商品がある 

「良い商品である」「知られている」の2つ、を満たしていても必ずしも売れるとは限りません。売れる可能性が高いということで、実際に物がなければ売りようがありません。
流通システム、販売システム、在庫、受注体制など、販売できる体制になくてはなりません。売れ過ぎて計画数量を大幅に超過し、顧客に迷惑をおかけしたといった話はよく聞きます。
なかなか世の中うまくいかないものです。

さて、みなさんこの3原則どこまで理解され、原則に則った商売をされていますでしょうか?


ニーズとシーズ

プロダクトデザインのアプローチは、大きく分けてニーズからのアプローチシーズからのアプローチがあります。
ニーズからのアプローチが一般的で割合としても多く、ニーズがあって商品開発にかかる場合や、ニーズを調査して商品開発に取り組む場合などがそれにあたります。
シーズからの開発は、所有する原材料や設備・土地・不動産などの資産や、技術・ノウハウ・知財・システム、人材・経営・営業・販売などを使って新たな事業や商品を生み出す場合などがそれにあたります。
どちらがプロダクトデザインとして正しいアプローチの方法なのか? という問題ではなく、どちらもプロダクトデザインに求められるアプローチの方法です。

 ニーズ  

   家電製品
生活者の暮らしをより便利に、より豊かにとのニーズに応えようと商品開発するのが本来のあり方ですが、往々にして他社に勝つため、売り上げ目標達成のためといった、メーカー側の都合に合わせた商品開発になりがちです。
その結果、不要な機能が付いた高額商品を顧客に売りつけたり、機能は同じなのに外観だけ変えてコストアップしたものを顧客に選ばせたりするようなことがあります。もちろん正しいプロダクトデザインではないのですが、そのようなデザイン開発が多くあります。
間違った企画・開発方針、開発コスト、開発時間の短さ、デザイン開発の仕組み、プロダクトデザイナーの能力などの問題だと思います。

   顔文字
文の締めに「適切ないい言葉」を、と考えることがよくあるのですが、なかなか言葉に思いつきません。
類語検索や、言い換え検索もするのですが今一しっくりこないことがよくあります。
絵文字はインパクトが強くダイレクト過ぎて使いづらい、そんな時は顔文字にします。ところが顔文字を探しても、かわいくなかったり、複雑過ぎたり、多過ぎたりで簡単に手軽に探し出せ使えるもの(サイト)がほとんどありません。
顔文字サイトの多くは、最初はニーズに応えようとしたものかもしれませんが、いつの間にかクリック数を稼ぐためや、自己満足になって、これでもか! というほどの数と種類が増えていしまっています。
その結果、使いたいと思う顔文字はすぐには見つからず、いらない顔文字の中に隠れてしまいます。
そこで、これならというものや改良したりして使えそうなものをストックすることにしました。
簡単手軽に探せ選択できるシンプルな顔文字、これが私の顔文字に対するニーズです。

ダークグリーンのベースに白で、比較的シンプルな28種の顔文字が並んでいる。
使いやすい顔文字

ニーズに反する顔文字の例:

.。*.::٩ (✧^ω^✧) و☀.。.:*☆*

₍₍⁽⁽ ╰╰ \\\(◉∇◉*)ノノノノノノ╯╯ ₎₎⁾⁾

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彡彡彡彡彡彡( oꈍ _ꈍ o)ミミミミミミミ

過多・過剰、複雑、このような顔文字は絶対使いません。さらにこのような不要なものを多く並べてあったり、広告が多くあったりすると、もうサイトそのものを見なくなります。


家電製品や、雑貨でも、ニーズを捉えるのは、ユーザー(顧客)が多様なため容易ではありません。
しかしデザイの現場では、往々にしてニーズを置いてきぼりにして、メーカー優先、機能過多、シーズ誇示などになっている場合が少なからずあると思います。その結果使い勝手が悪くなり、外観もスマートでなくなり、価格も上がってしまいます。
顧客を見ず競争相手と自社の都合をみて、商品やサービスを企画・デザインすると、結局は顧客にとっても自社にとっても良い結果にはならないのですが、それになかなか気づかない、考えが及ばない、見えないのです。

プロダクトデザインでは、まずユーザー(顧客)をしっかりと据えること、ユーザーニーズをしっかり捉えることが、とてもとても重要だと考えています。このことは他の項目でも何度も出てくると思いますが、それほどに重要だと考えているのです。

→ ニーズアイデア