既存プロダクト

刃先が左を向いているハサミで、右側に指を通す樹脂製の黒い環(指環)が上のバーと下のバーについている。 上の薬指を入れる指環の右側に小指をかけるベラと呼ばれる跳ね上がったシッポのような突起がついている。
上の指環に薬指を、下の指環に親指を通す

とにかく使いやすくよく切れます。説明書の「ハサミの持ち方」のとおりに持つと太い指でも持ちやすくとても切りやすい。
手持ちの普通のハサミだと、切ろうとする髪の毛がハサミに切られまいと逃げて切ろうとする髪の毛の何分の一かは切れなかったり、髪の毛一本一本が切れる感触がガリガリガリと手に伝わったりするのですが、このハサミは髪の毛の逃げが全くなく、切れる感触も小気味よくスムーズです。
挟んだ髪の毛は全部スパッと切れます。調子に乗って切っているといつの間にか切り過ぎてしまいます。

耳の周りを切るときは慎重に。髪の毛のつもりでちょっとでも耳を挟んでしまうと血が出てきます。触っただけで切れる感じです。

ハサミの支点のすぐ右側に、「HAIR KISS」の商標とその下に「STAINLESS」、その下に「MADE IN JAPAN」の文字が刻まれている。
ハサミの銘
「職人さんが作った散髪用ハサミ」のタイトルの下にハサミのイラスト、その下にハサミの持ち方を示すイラストが描かれている。
ハサミの説明書

散髪用カットハサミはこれしか知りませんのであまり自信を持って言えるわけではありませんが、グッドデザインです。プロダクトデザイナーの関与するスキがありません。
強いて問題点を挙げるならば、ハサミの支点の持ち手側の重なっているところに少し錆が浮いてしまっていたことでしょうか。手入れが悪かっただけだと思いますが。

このハサミ、いただきもので透明ビニール袋に小さな使い方の説明書が1枚入っていました。
パッケージがあったのかどうか、また売られているところを見たわけではありませんので、これも自信はありませんが、小さいので子供が使うハサミと勘違いしそうです。
それが欠点だとは言えませんが、何かしら大人が使うハサミであることがわかるようになっていたのでしょうか。
それと、説明書のグラフィックデザインはもうちょっと何とかしようがあるように思いましした。

また「MADE IN JAPAN」とありますが、説明書が日本語なので国内向けでしょうから「MADE IN SIKI」として関刃物であることを明示してもよかったように思います。説明書だけ変えて輸出もするのでしょうか?
販売元か製造元かわかりませんが「株式会社ヤクセル」のハサミです。


ハサミの先の片方は丸く穴が開いた楕円形の板で、もう一方はハサミを閉じるときその丸穴を横からふさぐようにスライドする刃となっている。その刃の形が直角二等辺三角形の形で、直角の頂点から穴に向かうようになっている。
閉じたところ
直角三角形の直角の頂点の先が、丸い穴に掛らないところまでハサミを開いている。
キャプション:開いたところ。丸い穴にうずらの卵を当てがい切る

これはすごい!
きれいにうずらの卵に穴が開きます。納豆にうずらの卵を落とすとき、卵の薄皮が破れなくて苦労していましたがこれで本当に気持ちよく、納豆が食べられます。

紙のパッケージに入ったうずらハサミがぶら下げてある。商品名「うずら卵割り器〈生用〉プッチ」、「関の刃物」の印刷も。税込¥1,100。
催しもの会場で見つけました
お皿の上に、殻を切って穴を開けたうずらの卵とうずらハサミがある。
殻を切って穴を開けたうずらの卵

うずらの卵売り場の隣に置いてあり、をする道具かがしっかりアピールできていれば、今の10倍売れるのではないかと思います。
このうずらハサミ、うずらの産地の愛知県の方からいただいたもので、今まで知らなかっただけできっと以前からあったのでしょうから。
うずらの卵の売上げも5%~10%アップするかも。

さらに納豆売り場の横にうずらの卵や、うずらハサミが置いてあれば、納豆の売上げも2%~3%アップするかな?
とろろ芋生卵かけご飯に、蕎麦つゆにも、お刺身にも生でいける。もちろんうずら卵を割って使う料理にもとても便利。
うずらのゆで卵の皮むきも簡単にできるなら、さらに売れると思いますが、またこんど試そうと思います。

うずら卵売り場3。うずらの卵の隣でゆで卵(鶏卵)の切り器を売っている。
隣にゆで卵切り
うずら卵売り場2。
うずら卵売り場1。

さてこの切れ味、普通の鶏の卵用も是非欲しいです。難しいかもしれませんが絶対いいと思います。
ところでハサミの柄の色、白かグレーが私好みです。グレーなら日本デザイン振興会のGマークにもきっと選定されると思うのですが・・・

持ち手の色は白。
白のうずらハサミ
持ち手の色は明るいグレー。
グレーのうずらハサミ

小さなお皿2枚に焼きあがったジャンボたこ焼きがそれぞれ1つ載っている。その上にサイズがわかるようカードが1枚置かれている。カードの幅より少しだけジャンボたこ焼きの直径の方が大きい。
たこ焼きはパッケージの写真ほどジャンボでない
上から見ると横長の長丸の赤い本体の上に、黒い大きな半丸のたこ焼き用の穴が左右に並んでいる焼き板?が載っている。本体の中央は膨らんでいてその上に電源のシーソースイッチが1つある。 全体の大きさは幅30cm弱、左側に電源プラグが見える。
ジャンボたこ焼き2つ焼き

貰い物ですが、あまり使っていないようなのになぜくれたのかわかりませんでした。
しかし、実際に焼いてみてわかりました。
時間がかかるのです。2つ焼くのに15分から20分かかります。
それに写真では直径10cmほどの球形に焼けているのですが、実際に焼きあがったのは直径9㎝弱で、高さが直径の半分程度、三笠饅頭のように扁平です。

これでは買って焼いてがっかりします。子供はとても20分も待てません。大人も。
感動も喜びも萎んでしまいます。

パッケージを見て、欲しいと思う人は多いでしょうが、人には絶対薦められません。
これだけがとにかく売れればいいというのであればそういう戦略が無いわけではありませんが、ブランドを高め事業を継続していくのであれば、NGだと思います。
メーカーは「買う者もおもちゃのつもりで買うのだから」と、ユーザーの気持ちを軽んじて、価格を優先し機能や性能をないがしろにしているように感じます。
実際にジャンボたこ焼きを焼いて食べて、ユーザー目線で評価したのでしょうか?
写真のような大きさにするには焼き上がり時間はどうしてもかかります。焼いた後も形を維持するのは難しいでしょう。

直径8㎝もあって、萎まなければ十分感動のジャンボたこ焼きです。1度に4個、5分で焼けないでしょうか。そのためにグラファイトヒーターを使ったり、ワット数を上げたりする必要も出て来るでしょう。また価格も倍以上になるかもしれません。
それでも、人に進めたくなるようなタコ焼き器であれば、関西では売れるように思います。


幅118mm、縦135mm、厚さ48mmの紙のパッケージで、濃いピンクの地色の上部に大きく「たべっ子どうぶつ」の黄色い文字と「バター味」「ギンビス」「ふたをあけると たべっ子じゃんけん がはじまるよ‼」「ビスケット」「モンドセレクション2021 金賞受賞」の文字。 中央に英語で動物種がかかれたビスケットと「カルシウム&DHA入り 卵不使用 体にやさしいね!」の文字。 下部に動物(ライオン、サル、カバ、ウサギ、ワニ、ネコ、ゾウ、ヒヨコ)のイラスト。
パッケージ正面
上部に「たべっ子どうぶつ・楽しい英会話②」とあり、「Happy birthday!」「Thanks for the present.」とその発音がかたかなで、意味が日本語で、会話のシーンのイラストとシーンの説明が記されている。 下半分には「外国語教室(ふりがな付き) 英語でどうぶつは?」の文字と46種の動物のイラストと英語とその発音がカタカナで、それと日本語が書かれている。
パッケージの裏面

知らなかったのですが、小さなお子さんをお持ちのお母さん方には結構有名で支持されているビスケットだそうです。
ビスケットは動物の形で、その動物の英語名が書かれています。パッケージの裏側には、46種の動物の一覧と、簡単な英会話まで記載されています。
小さな子供たちが英語に触れることで、英語は楽しいと思うきっかけになれば、お母様方もメーカーとしても喜ばしいことだと思います。

とにかくこのサービスぶりには驚きました。この価格でここまでやると本当に表彰ものだと思います。教育物にどこか嫌味が感じられるのですが、このギンビスは嫌味がないのがいいと思います。

パッケージの正面のミシン目に沿って横に開き、動物種の英語名が書かれたビスケットの入った中袋を開けて少し食べたところ。開けたパッケージの裏側にモノクロで大きなじゃんけんのパーのイラストと「たべっ子じゃんけん ぽん!」「パーだよ」の文字。右上におサルの顔のイラストがある。
ビスケットの入った中袋を開けて少し食べたところ
正面の右側の内側(横に置いた時の向こう側)に「たべっ子なぞなぞ」「内側の両サイドにどうぶつのなぞなぞがあるよ! わかるなな?」の文字。 正面の上側の内側(横に置いたときの左側)に、「もんだい 生まれたばかりは上から見ても下から見ても同じ動物は?」と「ここをめくると ヒント があるよ!」の文字。
たべっ子なぞなぞ
ヒントを見ようと正面の上側のミシン目の入った帯を引き開けると、裏面に「ありがとう」の文字が書かれている。
「ありがとう」の文字が

パッケージを開けると英語の他にも楽しい仕掛けがいっぱい。最初にじゃんけん、そしてクイズ。「ありがとう」のメッセージに、コースターまでついていました。

正面の上側を開けると問題の他に、「ヒント 犬の子どもは「子犬」だよ‼」の文字と、「答えねこ(子猫)」の文字が見える。
ヒントとこたえ
左のなぞなぞの反対側、正面の下側の内側(横に置いた時の左側)にも問題と、「ここをめくるとヒントがあるよ!」「こたえはここをめくってね!」の文字。
2つめのなぞなぞ
左のなぞなぞの反対側、正面の下側の内側(横に置いた時の左側)を開けると、反対側と同様ヒントとこたえが出てくる。
2つめのなぞなぞのヒントとこたえ
正面の反対側の内側(フタを開けたときの下側)にはコアラ(最初の画像はサルだったので別のパッケージ)の顔の大きなイラストがあり、「またね!」の文字と「切り取ってコースターなどに使ってね!」の文字。
底はコースターに

動物の種類は46種、英会話のバリエーションはいくつ?、じゃんけんは最低3種、クイズのバリエーションはもっとあるでしょうし、同じシリーズだと思いますが「たべっ子水族館」がありました。これだけの仕掛けやパリエーションを考えるのは大変ですが、企画・デザインしている者はけっこう楽しんでやっているのではないかなと思います。

ある程度名の知れたメーカーあるいはブランドがこんなに盛りだくさんで特徴のある商品を出すと、後発メーカーはマネをしたように思われるので、知的財産権などで守られていなくても同様の商品を出し難くなります。先行者優位が働くいい例だと思います。

とはいえ内容がいい物・おいしい物、リーズナブルな価格設定でなくては永続的な支持は得られないと思います。「たべっ子どうぶつ」は、これだけ盛りだくさんで100円以下の価格でした。この価格だから売れるのか、売れるからこの価格なのか、それとも他の商品もこれぐらいの値付けなのかよく知らないのですが m( _ _ )m

右側面には「たべっ子どうぶつ」ビスケットを使ったケーキのデコレーションの図。 その下には栄養成分表示、その下には公式オンラインショップ「ギンビス・マーケット」のQRコード。 2箱の写真で、左側はチョコレートケーキ、右側はケーキのデコレーションの図。
ケーキのデコレーションの図
赤地に、左上 食品衛生法関連の表示、その下にアレルギー物質表示。白地に、右上 バーコード、右下 賞味期限が印刷されている。
食品衛生法関連の表示など

ただ「たべっ子どうぶつ」には、ショートニング、膨張剤、香料などが含まれているのですが、それが少し気懸りです。 → 食品添加

店頭には、同じシリーズらしい「たべっこ水族館」もありました。左に「たべっ子どうぶつ」が、右に「たべっこ水族館」がそれぞれ2箱並んでいます。「たべっこ水族館」のベース色はブルーです。
たべっ子どうぶつ、たべっこ水族館

「たべっ子水族館」は「たべっ子すいぞくかん」ではないのですね。買って食べていないのでよくわからないのですが、チョコレートを使っているので少し高学年向けのお菓子と言うことでしょうか?


 

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