源氏香図 発生器
源氏香図を知っている人 「ほぅ ほぅ ほぅ ⁉」となる

これ一つで、源氏香図(香木を焚きその種類を当てる古来の優雅な遊びの、その香木の組合せを図にしたもので52種類ある)が全部作り出せるらしい。源氏物語の五十二帖に合わせ52の展示がありますので最低でも52の図ができるのは間違いないと思います。
が、52パターンだけなのかどうか、何となくもう 1、2パターンは作り出せそうな気がします。実際にやってみないと、数学的な知識が無いのでわかりません。


パターンが52種あるということは、「源氏香図合わせ」の上部のスティックの出方のパターンも52種あるということになります。この出方のパターンも面白い、アートになると思います。




52種のパターンにそれぞれ合ったお香があるのかなと勘違いしそうになりますが、源氏香遊びで同時に使うお香の種類は最大5種。お酒の種類を当てる利き酒、お茶の種類を当てる聞き茶(茶香服)は結構難しいのですが、香りの5種を嗅ぎ分ける源氏香(香道では「聞き分ける」と言うそうです)であれば何とかできるかも?

利き酒、茶香服も5種以下のお酒またはお茶で行うならこの「源氏香合わせ」が使えます。ただし「源氏(香)合わせ」の素材は耐水性でないと困ります。ヒノキの板をレーザーでカット&マーキングしたものだったら、利き酒、茶香服にも合いそう。
実際に製作する際は、右か左かどちらが最初なのか、わかりやすいように番号を振るとか、矢印➡ とかあった方がいいように思います。
「源氏香合わせ」の作者は、京都市立芸術大学名誉教授の塚田彰氏。2000年、伝統工芸をプロダクトデザイン開発手法から活性化を目指す研究で、京都伝統産業各分野の職人さんらとの共同で「21世紀京都における文化的物語性のあるミュージアムグッズ開発」として着手されたものだそうです。
まだあまり見かけませんが、そのうちミュージアムショップやお香の松栄堂京都本店 薫習館で見かけることができるかもしれません。

展示は、京都烏丸二条上る 松栄堂京都本店 薫習館 2024年11月2日-11日、10時-17時、ですが、京都伝統産業ミュージアム に展示されているかもしれません(未確認です)。
日 展
「第11回?日展京都展」に行ってきました。
2014年の組織改革で、その年、新 第1回日展として開催されたらしいのですが「日展」というからには、最初に「日展」と銘打った時からの回数でいいのではと思うのですが、やっぱりいろいろとわだかまりがあるからなんでしょうね。


「これでいいのか―?」と、ちょっとびっくり。否定的な意味ではなく発想の自由さに感心しました。マルセル・デュシャンの「泉」が無かったとしたら、「ゴミ」に見えていたかもしれません。


決して美しくないものも人の心を動かすモチーフとなり得ます。私もそんなモチーフがとても気になることがよくあります。ただ、この二作品のモチーフ、特に、宇野加奈子さんの作品の「空き地ではなく安全柵」には、これもモチーフになるのかと、作者はどこに何を感じたのか、惹き寄せられたのか考えました、が、わかったような、わからんような・・・
今回の日展、個人的には、「欲しい」あるいは「人にあげたい」と思えるような作品はあまりなく、今年も感動少な目の日展でした。デザインとはあまり関係なかったかなと思います。
奥西開斗さん 個展
京田辺市立中央図書館「ギャラリーかんなび」で奥西開斗さんの個展が開かれていました。

電車の線書きを元に、Tシャツや紙バッグ、コップ、カレンダーなどに展開。味わいのある表現で素敵だと感じました。
氏の作品を評価しグッズに展開したNPO法人「みかげ」のプロモーション力もすばらしいと思います。特に不要となった点字用紙を使った紙バッグは、点字用紙のアップサイクルとしても見事です。
氏の「選択と集中」は何もビジネスの世界だけでなく、広く人の生き方までも統べる意義深いキーワードだと考えています。
HaFu designに一番足りないところだと思っています。
電車点字紙袋

「ハンケイ5m」という小さなショップが、京都四条烏丸を少し下がったところの「からすま京都ホテル」にあります。
そこで奥西開斗さんの「電車紙袋」を見つけ、一袋買いました。

電車で移動するときはスマホより本を読むことが多いのですが、リュックなので本の取り出しやしまい込みが大変です。そこでこの「電車紙袋」が重宝します。紐が長いので腕に通して使います。
よく見ると印刷ではなく手書きの一品もの、紙も点字シートなのでおそらく同じ紙の紙袋は世界にこの1点だけしかないのではと思います。まさしくオンリーワン。
ところどころ白の修正テープで線を意図的に消してあります。何か意味あり気です。電車のカゴ枠(人が乗るスペース)から外にある器機への連絡をイメージされているのでしょうか?
少し弱そうですが、紙なので修理も簡単かと思っています。