スタンドワーク用デスクonデスク
アカシアの定尺板1枚で作る昇降デスク
シンプル パソコンデスク
スタンドワーク用デスクonデスク
木とデザイン展 2026/6/9-14 京田辺市「かんなび」出品予定

モニター用の台と、キーボードとマウスを載せるパソコンデスクの上に置くデスクです。
デスクワークは時々立って体を動かす、あるいは立ったままの姿勢でデスクワークをすると腰に負担がかからずいいといいます。
しかし座り慣れていると立ったままのデスクワーク、主にパソコンに向かうのに立ったままではすぐに疲れてしまうのではと考えてしまいます。
昇降デスクがいいとはいうものの、新たに昇降デスクを買うのにはスペースやお金のこともあってリスクも大きく、なかなか分キリがつきません。
そこで、お試しでスタンディングワークができる「デスクonデスク」を作ってみました。


実際に使ってみると、立ち疲れはあまり感じません。疲れてきたら座って休憩します。休憩をとるのに程よい時間で座りたくなるという方がいいかもしれません。集中するとずっと立ちっぱなしのこともあります。
立ってパソコンワークをするのに何の問題もありませんので、椅子は片づけました。
もし、座ってのワークに戻りたいなら、モニター台とデスクonデスクをとればいいだけです。
予期せぬメリットはデスクonデスクの下に本や書類を置くスペースが生まれたことと、モニター台の下に、ケーブルや電源類がきれいに収まったこと。
それと、仮に使わなくなったとしても座卓や棚台としても使えることです。
端材でなく普通に作れば、デザインも少し洗練されて結構リーズナブルに製作可能かと思います。どこかの木工製品製造会社から製品化されるといいのではと思ったりします。







アカシアの定尺板1枚で作る昇降デスク
定尺の板1枚で引出しつき昇降デスクを作る
アマゾンで買った電動昇降台に、定尺の板(1820㎜×910㎜×厚さ15㎜)を加工し引出し付きデスクトップを作って載せました。

コンセプト
「引出し付き幅広デスクトップ昇降テーブル」
この昇降テーブルのコンセプトは、使用者もシーンも決まっていたので、単純にモノそのモノです。
コンセプトに合致するものであれば、購入でもかまいません。ネットおよび近隣の大型家具店を見て回りましたが、コンセプトに合うものは売っていません。
特注すれば手に入るでしょうが、かなりの価格になると推測されました。
昇降テーブルには引出しの無いものが多いのですが、昇降テーブルでも書類や文具をしまうところがあれば便利です。可能であれば幅広の引き出しを付けたいと考えています。
できるだけ安価に作れることも重要です。そのために定尺板1枚に限定。1枚に収めることで安価になるということと、創作意欲が湧くというメリットも出てくるように思います。
材料


アカシアの集成材を選んだ理由は、モニタ2台の重さとキーボードを操作に耐える曲げ強度/昇降テーブル台に負荷がかかり過ぎない重さ/紙1枚にボールペンで書くときにも凹まない表面硬度/加工のしやすさ/価格 からです。

和信ペイントの水性ウレタンニスは、食品衛生法 厚生労働省告示第370号 合成樹脂一般規格適合で、匂いも少なく溶剤も水で手軽に簡単に塗れるのでよく使います。つや消しクリアーが好みです。

加工/組立て
引出しは、少なくともA4ファイル2冊が平置きでき、取り付け可能な最大のサイズ 内寸横幅75.9㎝奥行24.9cm、深さはデスクを低くしたときも邪魔にならない7.2cm にしました。引き出しの奥まで引き出せ取り付け可能なレール長さは30cm。引き出しの底板は書籍を目いっぱい入れることを想定した強度から、厚さ5.5㎜のシナベニヤとしています。シナベニヤはアカシア定尺板1枚とは別に入手する必要があります。

できるだけ少ない工数の丸鋸直線切りで、全てのパーツが切り離せるように設計。かなり時間がかかりました。設計図は後に添付。

デスク天板サイズは幅150㎝、奥行62㎝、モニター2台が横に置ける幅を確保。奥行きは、モニターとキーボードのみのスペースを確保できればいいので、一般的な事務机の奥行70㎝より小さくしました。

接着剤は使わずビスのみで組み立てます。デスク天板の厚みは1.5㎝と比較的薄いので、ビスの長さとビス孔の深さの関係をみて慎重加工にする必要があります。左右の長い縦板はデスク天板の反りを防止するためと、昇降台の位置決め固定のためのものです。その内側の短い縦板2枚が引出しレールを取り付ける板。真ん中の3枚は反り防止用であるがもう少し間を取った方が強度的にはよかったと思っています。

昇降台のシャフトと干渉させないためにレールは下の方に取り付けます。

引出しの内寸は、横幅75.9㎝奥行24.9㎝、深さ7.2cm。底板のシナベニアは深さ4㎜の溝を切って入れます。正面からの見場をよくするためビスではなくダボで組み立てました。

写真の右側に操作部を取り付けるための台板が取り付けられていますが、最終的には反対側に取り付けました。

Amazonで人気の昇降デスクの台 ¥27,000 税抜(2022/12/30現在)昇降範囲:71-121cm、昇降速度:25mm/s、耐荷重:70kg、動作音:50db以下。機能・性能とも満足のいくものです。デスクトップ付は¥20,000ほどUPで購入できますが、幅が120㎝とモニター2台には少し狭く余裕がありません。
大型家具店などでデスクトップだけを購入することもできますが、幅は120㎝程度のものしか見つけられませんでした。
なお、デスクトップを付けない状態では昇降ボタンを押してもセンサーがうまく働かず、不安定な動きになります。
完成 昇降写真


スペックなど
材料
昇降台:FLEXISPOT スタンディングデスクEF1B ¥29,700
アカシア板 182㎜×910㎜×t15㎜ ¥5,980
シナベニア 765㎜×255㎜×t5.5㎜ (¥1,000)
引出しレール 30㎝ ¥1,428
ビス:コースレッド (¥1,000)
合計 約 ¥40,000
工具
電動丸鋸
電動ドリルドライバー
鋸、カッターナイフなど
仕上げ
和信ペイント 水性ウレタンニス クリア艶消し(¥700):2度塗り
作業時間
デザイン/設計 :10h
木工作業 :12h
塗装(乾燥除く):1.5h
木工スキル
電動丸鋸/電動ドリルドライバ ー
が使いこなせること
デスクトップ図面

キット販売
リモートワークだけでなく、健康維持のためにも自宅のデスクを昇降デスクにしたいと考えている人はとても多いでしょう。その中には130㎝以上の幅広のデスクトップを望んでいる人も多くいると思います。そして昇降テーブルを安価に手に入れたい人も多いと思います。
ここで紹介した昇降テーブルのデスクトップは、木工経験の少ない人や丸鋸などを持っていない人が作成するには少し無理があります。しかし、部品となる木がカットされビスの下穴が開けられたもので、引出しの底板やレールやビスが揃っていて、電動ドリルと少しの木工スキルを持っておれば作成可能になります。
工務店や家具製作所であれば、このデスクトップ部品を作ることは造作もないでしょう。他のバーツも用意して、「幅広昇降デスク組立てキット」として商品化し、お客の納得のいく価格で提供でき、周知することができれば売れるのではないかと思います。
板材がアカシアでいいかどうか、数が見込めるかどうか、そしてうまく周知できるかどうかが、商いの分かれ目になるかと思います。
パソコンデスク

シンプルなパソコンデスクを作りました。幅1200mmでデスクトップのパソコンを置くスペースを確保。奥行きは一般的な700mmから100mm短くし600mmと省スペースを図りましたがパソコンを置くには十分なスペースです。


パソコンがあれば筆記具も不要、とはいかなくて、実際には筆記具や定規、書類・メモ用紙、本・マニュアルなどが必要です。それらをすっきりと収納できる大きな引出しを付けました。

製作はホームセンターで、パインの集成材を寸法通りにカッティングしてもらい、あとはネジくぎで組み立てるだけ。脚も脚取付用の金具を使っていますので、とても簡単に組み立てられました。
もちろん、ノコやドリルを使ったり、角を丸めたり、ペーパーをかけたりもしましたが、実作業時間は6~7時間ではないかと思います。
端材から作るとすると、この3倍から多い時には10倍ぐらいの時間がかかります。端材のコストが0円だとしても労賃でとても採算がとれるものではありません。それで、家具屋さんは端材をつかった家具はあまり作らないのですが、個人で趣味と実益を兼ねて作る分には、オリジナリティ、達成感・充実感、手と頭の運動に、SDGs感にと、お薦めです。


















































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